ペパミンめも

名前を改め、ペパミンと申します。最近は心理学に興味あり。

マルクス資本論

 

こんにちは。ぺパミンです。

社会人進出し、世の不条理と、労働することで人権を吸い取られていく恐怖を体験したぺパミンは、「労働とはなんぞ?」という湧き出る疑問を解消すべく、今だからこそマルクスを読むことにした。

 

マルクス 資本論

マルクス 資本論 シリーズ世界の思想 (角川選書)

とはいえいきなり原本はハードルが高いので、解説本を借りました。

去年出版されているので情報は新しいかと。

 

資本主義社会を「商品」という最小単位から紐解き、その実態を明らかにしていくそのさまはドラマチックです。

また、経済学という観点からは少しずれますが、マルクスは文学好きだったようで、古典文学の引用も多く、彼自身の文章表現も文学的で豊かな印象を受けました(物語を読んでいるような感じかな)。

 

なにより佐々木隆治さんの解説がわかりやすく、誠実な内容でよかったです。

 

マルクス自身の、批判などは少なからずありますが、あくまで決定的にこれが悪とか善だとかではなく、それがなるようにして、必然的に出てくるものとして構造を分析する姿勢は参考になりました。

 

物事の本質を探るには、あらゆる面からの考察が可能ですが、マルクス主義のように社会の構造から世界の本質を知ることも大変重要だと思います。

 

非常勤やニートなどその他様々な社会不適合者の増加等々、起きていることには意味があって、それらは社会の『歪み』だといえます。

 

私は前職が大袈裟に例えれば『世の末端』を垣間見るような職業でしたが、そこで見たのは、世の中で起きていることや人との繋がり、想いなど…人に関する色々なものが凝縮された場面でした。それは同時に世界の末端で起きている『歪み』にも似ていました。

 

世の末端を間近で見ることは、見えないものを感じとることでもあり、物事の本質の根本的なことを感じとることでもありました。

 

『歪み』が拡大しているということは、このままでは無理があるというSOSだということです。『歪み』が悪ではなく、なぜそのようなことが起きているのか(バランスを崩している)を冷静に分析する力が、これからの社会を生きていく上で必要になってくるのではないでしょうか。