夕日を泳ぐ 寝言レビュー

夕泳と申します。作品のこういうところが美しい!ということを語ります。基本的にネタバレあり。コメントご自由にどうぞ(^^)d

読書

こみねゆら

誰もがそうだとは言わないが…… 自我は心のなかで母親を殺すことで芽生える。 それまでは器として生きる。 ちょうど卵に包まれたまま生きているのと似ていて、目は閉じられている。 これに関してフロイトやユングの言っていることをまとめれば、 女性は、ある…

元型論、ライフオブパイ

因果関係で考えることに慣れてしまうと、人はすぐに答えが欲しくなるらしい。 直線的な考え方が人気を得る。それが生存戦略になる人もいる。事実私も前半はそうだったし、そのおかげで自分の心を置いていく羽目になってしまった。 スピリチュアルとか宗教と…

カードキャプターさくら 考察その2

きっといちいち考察なんかしなくても、みんな頭がいいからそれぞれ解釈をしているだろうし、私がここに書いているclampの考察はすべて私の独りよがりな解釈なので、寝言だと思って暇潰しに読んでくれれば…と思う。 さて、以前書いた記事で「カードキャプター…

きょうはなんのひ? 瀬田貞二

ミヒャエルエンデの児童文学作品、「ジムボタン」では「曼陀羅」という国が描かれ、綿々と繋がる運命の中の運命…を表現している。 またその国に生息する象牙細工師の描写では、運命という制約の中にいる人間の生涯を、更に入れ子構造で捉えている。 このようにミ…

Clamp X 考察その2

以前書いた記事の続きとして、clampの「X」についてもう少し考察する。 神剣を産むには母親が死ななければならないことについて、恐らくこれはグレートマザー(太母)を殺すことではないか。 「X」では"神剣"が母親の腹を突き破って生まれる。この"神剣"は、ユング…

元型

トーベヤンソンの短編のひとつに、狼を従えた少女が登場する。少女は狼を手懐けているわけではなく、あくまで自然のまま、狼の自由を尊重したまま、緊張感のある信頼関係を築いていた。だが、第3者がその狼に餌を与える癖をつけてしまい、狼は猛獣化する。 …

平行世界

ここ数日、ミヒャエルエンデの本を立て続けに読んでいるのだが、そのなかで『エンデのメモ箱』という本に"平行ものがたり"というメモ書きがあった。 以下、本文抜粋 "二つの物語が平行して進むことができるのではないか。本の左ページと右ページにわかれると…

ナルニア国物語

私がまだ、夢と現実がひと続きだった学生時代のころ 外部から私を守ってくれたのはファンタジーだった。 家も学校も窮屈だったあのとき夢中になって読んだ本があった それが「ナルニア国物語」である。 「ナルニア国物語」は子供向けの聖書だとか、善と悪の…

自我と無意識の関係

こんにちは夕泳です。 久しぶりに読書レビュー。今回読んだ本はこちら。 自我と無意識の関係 C.G ユング 河合隼雄著『ユング心理学入門』とフロイトの『自我論集』を先に読んでおくと理解がスムーズです。 まず始めに、心理学は自己啓発のような方法論ではな…

ユング心理学入門

人は自分の中にある、許せていない自分を許す必要に迫られるときがくる。 抑圧として無意識に沈んでいる、許せていない自分を上手いこと統合しなければならないときが。 そのときがいつ来るのかは誰にも分からない。 程度も様々で、軽々と乗り越えられるもの…

マルクス資本論

こんにちは。夕泳です。 社会人進出し、世の不条理と、労働することで人権を吸い取られていく恐怖を体験した夕泳は、「労働とはなんぞ?」という湧き出る疑問を解消すべく、今だからこそマルクスを読むことにした。 マルクス 資本論 とはいえいきなり原本は…

カードキャプターさくら

こんにちは。最近は過食気味の夕泳です。 さてさて皆様CLAMPは知っていますか? 今日はCLAMPの『カードキャプターさくら』について語ろうと思います。 (考えながら書いていて、自分でも何を書いているのか分からないので、意味が分からなくても大丈夫です。…

心理学入門

こんにちは。 社会に出て色々なことに支障が出てきた夕泳です。 過去のトラウマや、それによる抑圧で自分自身を許せていなかったことに気づいたサイコキャッツは必要に迫られ、心理学を独学することにした。 まず手始めに父の書棚から掻っ払ってきたのがこの…

秘密の花園

こんにちは。夕泳です。 いきなりですが新卒で入った会社を辞めました(^q^)。 社会人になってから会社を辞めるまでの1ヶ月半(事が起こって2ヶ月たちましたが)、嵐のように色々なことがありました_(:3」 ∠)_。 さて今日はそんな目まぐるしい日々を送りながら…

宝島

先日初めて行ったTDLで、ライドして他のアトラクションの記憶が吹っ飛ぶくらいには芸術性に感心した『カリブの海賊』。 カリブの海賊には海賊の蝋人形が沢山飾っており、一斉に個々に喋ったり動いたりしているので迫力がありました。 屋内が暗かったことが、…